子どもと学ぶ『天元教のみちしるべ』 ②「南無忠孝妙法典」とは?

現在、有志が集まり天元教活動委員会で、親と子どもが一緒に学べる「天元教のみちしるべ」という冊子を作成しています。

仮完成の段階ですが、一般の方にもご理解頂きやすい内容だと感じましたのでご紹介させて頂きます。

天元教では「南無忠孝妙法典なむちゅうこうみょうほうてん」と唱えています。

「南無忠孝妙法典」とはどのような意味があるのでしょうか?

南無・・
神様にお願いごとを表す言葉で、「神様どうかこの上なく○○して下さい」という意味があります。

・・
中心を意味します。
どのようなものにも中心が必要です。
何が正しくて、何が間違っているのか、決めるのが難しい時に、自分の中心をしっかり持っていることが大切です。

・・
子が親を、親が子を大切に思う心を意味しています。
そこには愛が生まれ、協同精神が生まれます。
人間は一人では生きていけません。
自分以外の人や生物と共に生きることが必要で、思いやりの心が大切です。

 ・・
真理(いつどんな時も変わることのない、正しい物事の筋道)や道理(人として行うべき正しい道)を意味しています。

 ・・
法則(守らなければならない決まり)を意味しており、人間社会の法律、人としての在り方、神様の定めたルールが当てはまります。

 ・・
模範を意味します。

以上のことをまとめると「神様、どうかこの上なく自分の中心がとれ、他の人や生物達と支えあい、真理や道理、法則にかなった他の人達の模範となるような人間にして下さい」とお願いしている言葉なのです。

この願いの言葉通りに世界中の人々が人生を歩むことができたならば、素晴らしい世界になると思います。

君もこの言葉を唱えて、自分の周りに良い影響を与えられることで少しずつ世界は変わるかもしれません。