お花の大好きな二歳の孫娘と庭に出ました。
喜んで孫は木の実や葉っぱを手に持っていました。
手を拡げて持っていた木の実や葉っぱを落とした瞬間、「誰かいる」というのです。
目を凝らしてよく見ると、その小さな可愛らしい手のひらに一ミリほどの虫が這っていました。
[一寸の虫にも五分の魂]ということわざがあります。
誰かいるというその言葉に虫っけらではなく一ミリほどの虫にも、ちゃんと魂が宿っていることが、この子には分かっているのだなと感じて暖かな気持ちになりました。
どんな生き物も何かの役に立ち、我々とかかわっているのでしょうね。
テンコさん 70代 女性