みなさんには印象に残っていたり大切にしていたりする言葉はありますか?
学校の先生のことば、友達のことば、両親のことば、有名人のことば…。人生の道標にしていたり、困ったときのヒントにしていたりする”ことば”があるのではないでしょうか。
今回は医師から言われたことばの捉え方を変えて、自分の生き方に対するヒントをみつけた体験を共有させていただければと思います。
私は20代ですが、昔から目が悪く、強度近視といって普通の人よりも緑内障や網膜剥離などの疾患になってしまう可能性が高いため、年に1回眼科で定期検診を受けています。
今年も眼科に行き、検査を受けました。
結果から言うと大きな問題はありませんでしたが、少しの課題も見えてきました。
まず、眼圧の方は正常値より少しだけ高かったのです。
それだけ緑内障になる可能性が高まっているということです。
網膜の方はと言うと、眼科医に繰り返し検査をされて若干不安になったのですが、現状維持という結果でした。
どうしていつもより長く検査をされたのか訊いてみましたころ「紛らわしい目なんです。網膜の色調が剥離していないんだけど剥離しているかのような色なので、確認のために念入りに検査しました」とのことでした。
ここで私が考えましたのは、緑内障にならないように生活習慣を見直す必要があることに加え、医師の”ことば”を捉え直せば生き方のヒントになるなということでした。
緑内障は「視野が狭くなる」病気です。
物事の考え方に対しても「視野が狭くならない」ように気を付けていく必要があるということです。
また、「紛らわしい目」と言われたことから、人に誤解されるような態度をしていないか見直す必要もあるだろうと思いました。
医師に発せられた”ことば”や病名は、健康についての改善点を明らかにするのに加えて、捉え直すことで生き方のヒントになりうるということを、天元教では教えられています。
生活の周りに散らばっている”ことば”たちも、捉え直すことによってうまくヒントとして解釈できることがあるかもしれません。
小 20代男性 大学生