私達の食卓に欠かせない卵は、価格が安く安定していることから「物価の優等生」と言われています。
コスト削減を優先するあまり、ニワトリは狭いケージで何羽も飼育されることがほとんどです。
快適とは言えない環境で、人の食生活に多大な貢献をしてくれているニワトリ。
ですが、高病原性鳥インフルエンザの感染の疑いがあれば、元気なニワトリもすべて殺処分されてしまいます、、、。
一方、人間には新型コロナウイルス感染症が広まっています。
もちろん人間は感染の疑いがあっても、感染していても殺処分されることはありません。
人間とニワトリでは、扱いが全く異なります。
今年度、鳥インフルによって過去最高の1000万羽以上のニワトリが殺処分されています。
コロナと鳥インフルという二つの病気が猛威を振るう現在。
人間だけよければよいという考えを改め、ニワトリの命の重さや健康・福祉について考え直す時が来ているように思います。
friend3 50代 4児の父