2歳の孫娘がアンパンマンの縫いぐるみを片手に、
「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんて、そんなのは嫌だ!」
と毎日繰り返し踊りながら、楽しそうに歌っている。
歌詞の意味など分からないはずだが、大好きなのだ。
私は思うのです。
これこそが重要な事だと。
2024年の幕開けは、突然の大地震と航空機事故だった。
「正月だからと言って油断するなよ」と、私は浮かれた気分にくぎを刺されたような気がした。
熊が冬眠を忘れるほどの暖冬かと思いきや、倒壊した家屋には大雪が積もり、寒さと物資の不足で大変なことになっている。
地震大国日本では、どこでも同じことが起こりうる。
明日は我が身だ。
自然は恵みであるが、常に脅威と隣り合わせであることを改めて痛感した。
海外では、戦争がなかなか終わらない。
むしろあちらこちらに飛び火している。
天元教では、今後どうにもならない世の中が訪れると前々から話されている。
けれども私は、どこか実感がわかない。
『そうは言ってもまだまだ平気、自分だけは大丈夫』などと根拠のない自信と慢心が心の半分以上を占めて日常を過ごしている。
いよいよどうにもならない世の中の到来なのだろうか。
元日早々の災害や事故、昨今の戦争や異常気象は、すべてに理由があり、大きな力を持つものの意思が作用しているのではないか。
恵みにも脅威にもなり得る自然が、なぜ今脅威なのか。
どうすれば恵みに変わるのか、考えてみなければなりません。
天下 60代 2歳児のおばあちゃん