天元教では、「成仏できない生物霊が助けを求めてくると(縋ってくると)、その生物の特性や特徴が人間に症状として表れてくる」と教えて頂いています。
縋りに気づいたことを霊に伝えると、人間に表れた症状が緩和することが多いです。
その後、生物霊の成仏供養をすると、成仏できることになります。
また、縋りがあることを夢により神様が知らせてくださる場合もあります。
これは、今から20数年前、当時高校生だった息子を通して体験したことです。
息子が肉食獣のチーターの夢を見ました。
その数日後の夜10時過ぎに息子は荒々しく階段を降りて来て、「気持ちが落ち着かない!走って来る!」と、強い口調で言い放ち、とても恐い顔をして外に飛び出して行きました。
いつもと様子が違うので、後を追って外に出てみると「ウォー!!」と雄叫びを上げながら、すごい勢いで走り出しました。
しばらく待っていると、全力疾走で戻って来て四つんばいになり、肩で「ハァ!、ハァ!」と大きな息をして、目をギラギラさせていました。
その姿はあのチーターにそっくりでした。
私は少し強い口調で「縋っているチーター、お供養をしてあげるので、すぐに体から離れなさい」と言い、息子の背中をなでながら、神様に「“縋り”を取り除いて下さい」とお願いをしました。
すると息子は、すぅーと落ち着いて来て、平常に戻り「走りたいという気持ちが強く湧いて来て、どうしても抑えきれなかったのだけど、もう大丈夫。よく分かった」と言いました。
後日、天元教でお供養をして頂きました。
チーターの霊は、よほど早く助けてもらいたかったのでしょう。
アッコちゃん 60代 主婦