” 私たちの戦争社会学入門 ”と ” 総理大臣所感 ”

  • 2025年10月16日
  • 2025年10月16日
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天元教の日曜祭(日曜参拝と勉強会)では、社会的なお話も多く、戦争や紛争も取り上げられます。

人類の争いや戦争を縦断的に学んでみたいと思い、大きな書店で本を探したところ、「私たちの戦争社会学入門」という本を見つけました。

ちょうど今年(2025年)出版された書籍でした。

いつ、だれが、何のために、どのように戦ってきたかが整理されていました。

大学の講義を書籍化したもので順序立てて書かれています。

入門書とのことですが、知らないことが多く、とても勉強になりました。

世界各地の紛争はなくならず、またいつ世界大戦が起きてもおかしくない危うさを感じますが、私も含めて、一人ひとりが、争いの歴史を学び、考えておくことが大切かなと感じています。

ちょうど、2025年10月10日に石破茂内閣総理大臣が「戦後80年に寄せて」という所感を発表しました。

私目線にはなりますが、以下にまとめさせて頂きます。

ご関心のある方は、ぜひ原文を読んで頂けましたらしたら幸いです。


【戦後80年に寄せて】
全体を貫くメッセージとして以下と感じました。

・歴史に学ぶ姿勢
・寛容で強靭な民主主義
・国民一人一人の能動的な参加
・理性的判断と人権・人命尊重
・権力へのチェック機能の強化

1人の国民として、今具体的に何をすればよいか、AIに聞いてみましたので共有させて頂きます。

ご参考になりましたら幸いです。

歴史に学び続けること
歴史の教訓、とくに戦争や平和、差別、排外主義の問題に対し、自分自身で資料や体験談など多様な情報に触れ、単一の見方にとらわれず、多角的に学び直すことが大切です。

対話を重ね、異なる意見に耳を傾けること
国民同士でも世代や立場、意見が異なるのは当然です。寛容な態度で冷静に語り合い、多様な価値観を受け入れる空気をつくることが、強靭な社会づくりにつながります。

身近な差別や偏見を見過ごさないこと
日常生活やSNSなどで差別的な言動や排外主義的な潮流があれば、「見過ごさない」勇気と姿勢を持ちましょう。必要なら正しい知識を共有し、声を上げることも大切です。

積極的に社会課題へ関わること
選挙での意思表示、地域や学校、職場などでのボランティアや討論、社会運動への参加も具体的な行動です。自身の意見を持ち積極的に発信・参加してください。

公的情報や報道へのチェック力を養うこと
メディアの情報を鵜呑みにせず、複数の情報源から真偽を見極め、フェイクニュースや極端な論調に振り回されないよう意識しましょう。

他者の人権や命の尊厳を何より大切にすること
暮らしの中で自分も他人も大切にし、人権や命の重みについて考え、行動しましょう。


現代日本社会では「問題は目立たないが確実に存在する」ことも多いです。

日々の小さな選択や対話が未来を形作る、そう意識して「知る」「語る」「動く」「つなぐ」を心がけてみてください。

kotobuki 40代 4児の父