子どもと学ぶ『天元教のみちしるべ』⑦念霊について

現在、有志が集まり天元教活動委員会で、親と子どもが一緒に学べる「天元教のみちしるべ」という冊子を作成しています。
仮完成の段階ですが、一般の方にもご理解頂きやすい内容だと感じましたのでご紹介させて頂きます。

友達や兄弟、両親など身近な人とケンカをしていがみ合ったり気まずくなったりしたことはありませんか?

いつまでも仲が悪いままということは少ないかもしれませんが、たとえ問題が解決したとしても、その時に出したり、出されたりした「いかりの念」はそのまま残ってしまいます。

このような念を「念霊ねんりょう」といいます。

何かのことで、他の人から腹を立てられた場合、その腹を立てた人が忘れたころから君たちに災難が降りかかってきます。

もちろん、腹を立てた人も神様から罰を受けることになります。

念霊をうけ、それに気づかずそのままにしていると、家族間や友人間でのトラブルが増えたり、病気や色々な形の不運に見舞われたりします。

夜十二時過ぎ頃から苦しみだし、二、三時頃にピークを迎えてしだいに苦しみが消えるような病気等はほとんど念霊によるものと考えてよいでしょう。

反対に、その前後の時間に苦しむのは、自分が出した念霊の罰です。

念霊に気づいたら、心の底からお詫びをし、神様にお願いをして、その念を取り除いてもらいましょう

もし、昔ケンカをして、今でも忘れられないことがあったら、よくお詫びをして、早めに処置しておくことです。

自分が気付かずに、相手に嫌な思いをさせたり、逆怨みということもあるので、そのことも良く考えてみなければなりません。

念霊にはこのほかに、そねみ、ねたみ、焼きもち、惜しみ、心配などがあります。