父は、時より私たち家族を山や海に連れて行ってくれました。
ある時、川辺で休んでいると、兄たちが川に小石を投げ、何段飛びと、どれだけ多くジャンプできるかと競い始めました。
それを見ていた父がそばに来て、「その投げた石ひとつが、川の氾濫や大災害を起こしてしまうことがあるのだよ」と言うのです。
父は昔、土木の仕事をしていたので、そのような体験があるんだなと思っていました。
今、世の中を見ると、温暖化に始まり、今までに経験した事が無い災害、津波、地震、山火事が世界規模で起こっています。
そして、今までくすぶっていた戦いも広がっているようです。
私たち一人一人がどの様に考え、どのような(石)意思を投げかけていくのかと問われているのではないのでしょうか。
しっかり道理を考え、何が間違い何が正しいのかと真理を求めていかなければなりませんね。
賞美さん 70代 女性